ジビエ料理

じびえりょうり

その年の日本の世相を反映し象徴する「今年の一皿」に2014年はジビエ料理が選ばれました。

選定理由

Reason for selection

・農林水産省が6次産業化を推進する一環として、国産ジビエ(シカ、イノシシなど食用に供する野生鳥獣)の利用促進のための情報発信と資源の有効活用に向けた取組みを展開する中、今年になって、厚生労働省がそれらの狩猟から消費に至るまでの各工程において、安全性確保のための取組みに関する「野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針」を作成したことで、ジビエ料理の提供が日本でも本格化した。
・コンビニエンスストアやファーストフードなどの大きな流通チャネルでもシカなどが食材として使用され、急速に一般消費者の間に浸透した「ジビエ元年」。今後、更に普及してゆくであろうことを考え、新たな日本の食文化の誕生として選定。

発表会の様子

2014年 今年の食材

うなぎ

選定理由

Reason for selection

・ニホンウナギの養殖用稚魚の乱獲と不漁などの理由から、食材としてのうなぎが庶民の手に届きにくくなったことで、逆にその食文化の素晴らしさが見直されるきっかけになった。
・“持続可能な成長”が世界的なキーワードになっている中、希少資源であるニホンウナギが絶滅危惧種に指定された節目の年。乱獲を止める、ハレの日などに感謝をしていただくなど、この素晴らしい食文化を先の世代まで守り発展させたいという思いを込めて選定。

「うなぎ」レポート

2014年 今年の食流

高級かき氷

選定理由

Reason for selection

・昨年12月に和食がユネスコの無形文化遺産に登録され、日本の食文化の素晴らしさが見直される中、夏の暑さをしのぐ風物詩であるかき氷にもクリエイティブで独創的な発想が取り入れられた。生の果実、天然素材のシロップ、また、リキュール類を使用し、洋菓子の要素を取り入れるなど、高級感とともにバリエーションの豊かさが目立った。
・景気回復基調もあって、一般的に量より質が求められるようになった。高級な食にも興味が持たれ、積極的に試された社会的背景により、一杯1000円以上のかき氷にも行列ができた。
日本の冬の自然の中で作られる「天然氷」を使用したかき氷にも注目が集まり、古くから伝わる職人の技と文化が世間に知られた意義の大きさもあわせて選定。

「かき氷」レポート

「今年の一皿®」とは

日本の食文化の記憶。株式会社ぐるなび総研は、日本の豊かな食文化を共通の記憶として残していくためにその年の世相を反映した料理を「今年の一皿」として選定し、発表します。

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