準大賞
米粉グルメ
選定理由
・輸入小麦の高騰が長期化する中、代替品として供給が安定している国産米粉への注目が集まった。
・製粉技術が向上し細かく粉砕できるようになったことで、米粉ならではの「もちもち」「しっとり」といった食感を活かした製菓やパン、麺など様々な料理に使われるようになった。
・近年の健康志向の高まりを受け、低グルテンメニューとしての広がりが期待できる。
食のポシビリティ賞
陸上養殖魚
選定理由
・海洋汚染や地球温暖化など環境問題の影響を受けにくく、持続可能な水産資源として注目され始めている。
・場所を選ばずに養殖できることから鮮度維持や輸送コストの削減にもつながる。
・先端技術を用いた新規事業者が参入することにより、美味しさの追及や品質向上が期待される。
ノミネート
ホタテ
選定理由
・諸外国での水産物禁輸措置を受け、日本の水産業が大きな打撃を受けた。
・ホタテをはじめとする余剰在庫を消費するため、大手外食チェーンでのメニュー展開・ふるさと納税の返礼品などを通じた支援の動きがみられた。
・今後は国内における販路拡大や飲食店でのメニュー提供など消費がより高まる可能性がある。