2018年12月6日(木)記者発表会をセルリアンタワー東急ホテルにて開催

  • 株式会社ぐるなび総研 代表取締役社長 滝 久雄による主催社代表挨拶

  • 農林水産省 食料産業局長 新井 ゆたか氏による来賓挨拶

  • 株式会社ぐるなび総研 三村 麻里香による選定の流れに関する説明

  • (写真左から)記念品の器のデザインを手がけ、準大賞のプレゼンターを努めた野老 朝雄 氏、準大賞「しびれ料理」を代表して登壇した麻辣連盟 総裁 中川 正道氏

  • (写真左から)「今年の一皿」のプレゼンターを務めた滝 久雄、2018年「今年の一皿」鯖(さば)の代表として登壇した一般社団法人 大日本水産会 会長 白須 敏朗氏

  • 4名のゲストによるトークセッション。(写真左から)東京大学 医学部 医学科 5年生 河野 玄斗氏、全日本さば連合会 会長 サバニス 小林 崇亮氏、全日本さば連合会 広報担当 サバジェンヌ 池田 陽子氏、国立研究開発法人研究・教育機構 中央水産研究所 資源管理研究センター 主任研究員 由上 龍嗣氏

  • フォトセッション

開会にあたって

開会にあたり、株式会社ぐるなび総研 代表取締役社長 滝 久雄より主催社代表挨拶、農林水産省 食料産業局長 新井 ゆたか氏より来賓の挨拶があった。

株式会社ぐるなび総研 代表取締役社長 滝 久雄による主催社代表挨拶

本日は第5回目の「今年の一皿」の発表となります。これまでの発表が、それぞれの食品・食材などの生産地の活性化につながっていると聞き、うれしく思っています。「日本の食文化を守り育てることに貢献したい」という思いもこめた「今年の一皿」が、今後も、わが国の農漁業の産業化、そして地方創生の一助になれば大変うれしいことです。「今年の一皿」は、すぐれた日本の食文化を、人々の共通の遺産として記録に残し、保護・継承していくことを目指しています。平成最後となる「今年の一皿」に選ばれた食材・食品が、今まで以上に多くの人々に親しまれ、日本の食関連の産業の発展にも貢献できることを願っています。

農林水産省 食料産業局長 新井 ゆたか氏による来賓挨拶

今年で5年目になる「今年の一皿」、まさに世相を反映すると共に、一過性のものではなくその後の日本の食文化の豊かさにつながるものばかりであり、このイベントが定着してきたことをまさにここで実感したところでございます。5年前の2013年12月4日は、和食が世界の無形文化遺産になった日でございます。それから5年間、日本を取り巻く食の状況もだいぶ変化しております。まず、訪日外国人が非常に増えたということ、それから海外の日本の料理店もこの期間に約2倍になったということでございます。これから発表になります「今年の一皿」が、さらに日本あるいは世界中で楽しんで頂ける食材になること、そして本日ご列席の方々の益々のご活躍を祈念致しまして、私の挨拶といたします。

選定の流れに関する説明

株式会社ぐるなび総研 事務局 三村 麻里香による選定の流れに関する説明

「今年の一皿」は飲食店情報サイト「ぐるなび」にアクセスしたユーザーの検索・行動履歴などぐるなびのビッグデータから抽出したワードをもとに、ぐるなび会員を対象としたユーザーアンケート、メディア関係者の審査を経て、次の条件が満たされていることを確認した上で、「今年の一皿」実行委員会が承認、決定します。条件とは①その年に流行または話題となったこと②その年の社会の動きと関係が深く、世相を反映していること③食文化の記録として後世に受け継ぐ価値があること。以上3つとなります。
では、2018年はどのような年だったのでしょうか。
・訪日外国人客数が6年連続、過去最多を記録
・地震、台風、豪雨など、多くの災害が発生
・築地市場が豊洲へ移転
日本の食文化は、これまで多様な食文化の良さを受け入れながら進化してきました。次の時代に向けて、よりいっそう自然環境への配慮と、持続可能な資源管理も考えながらこの食文化を育てていく必要ががあると気づかされた1年でした。

登壇者コメント

4つのノミネートワードを発表し、2つの賞を代表してゲストが登壇、コメントをいただいた。

準大賞に選ばれた「しびれ料理」を代表して、麻辣連盟 総裁 中川 正道氏が登壇

僕が初めて痺れたのは、今から16年前の2002年、四川省に留学していたときでした。毎日四川料理を食べており、おそらく2,000食くらい食べたと思います。しかし、日本に帰って来ると、本当の四川料理が食べることができず、少しずつ四川料理を発信していきました。本当に好きになり過ぎて、仕事も辞めて四川省にまた行って、親友達と取材をしてメディアを作り、本を作り、そうして行く中で、四川の料理人さん、メディア関係者の方等が多く集まり、麻辣連盟という団体ができました。いま世界中に500名くらいいます。益々盛り上げていきたいと思います。ありがとうございました。

2018年「今年の一皿」に選ばれた「鯖(さば)」を代表して、一般社団法人 大日本水産会 会長 白須 敏朗氏が登壇

大日本水産会は明治15年にスタートいたしまして、大変古い歴史を有する団体でございます。漁業の生産者から、市場など流通業者、また缶詰や蒲鉾など水産関係の企業や団体で構成されており、日本の水産業界を代表する、いわば水産の経団連といった存在でございます。日本の水産は、かつては漁業生産、消費ともに世界一でございまして、私どもは世界一の魚食民族、あるいは水産大国日本ということで、大いに胸を張っていたわけでございます。しかしながら、このところ漁業生産のトップの座は中国に譲り、また、ひとり一日当たりの摂取量で見ますと今や日本人は、魚よりも肉の方をたくさん食べる、そういう状況になっているわけでございます。そこで私どもは、水産日本を復活させようと業界を挙げて努力をいたしておりますが、そういう中で、救世主として登場いたしましたのが、日本人がこれまで長らく親しんで参りました魚「鯖」でございます。鯖の漁獲は、このところ安定的に伸びており、まさに鯖は、これからの漁業のキーワードである、サスティナブルな漁業の優等生ということでございます。このところ鯖缶はものすごい人気で、お店に並びますと直ちになくなるというほどでございまして、缶詰全体の生産量においても、いまや鯖缶はツナ缶を抜き、トップの地位を占めているということでございます。また、大分の関鯖、これは昔から有名でございますが、それ以外にも全国各地に、三陸の「金華鯖」、あるいは鳥取の「お嬢鯖」といったような、各地で様々なブランド鯖が開発されております。こんなふうに鯖は、健康にいい、そして美容にもいい、さらには食べてこんなに美味しい魚はないという、三拍子そろっております。ですので、是非、一皿と言わずに、さらにさらに食べて頂いて、そのことによりまして、水産日本の復活になんとか貢献していけばと期待をいたしているところでございます。今回の受賞、誠にありがとうございました。

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