2016年 その他各賞を紹介します。

準大賞

日本ワイン

国税庁は「国産ブドウのみを原料とし、日本国内で製造された果実酒」と定義し、濃縮果汁などの海外原料を使用して国内で製造されたワインと区別している。

選定理由

・平成27年10月に、国が定める初めてのワインのラベル表示のルールとして「果実酒等の製法品質表示基準」(表示基準の適用開始日は平成30年10月30日)を策定したことから、「国産ワイン」との違いが明確化され、消費者の関心も高まった。
・5月に三重県で開催された「伊勢志摩サミット」にて各国首脳に提供されたこと、また世界最大規模のワイン国際コンクールで受賞したこと等、国内外で高く評価されており、今後更なる普及が期待される。

特別国際賞

シュラスコ

鉄串に牛肉をはじめとした肉類を刺し通し、荒塩(岩塩)をふってじっくり焼く、ブラジルをはじめとする南アメリカの肉料理である。

選定理由

・国際的なスポーツ大会開催国、ブラジルの料理として注目され、日本の一般消費者にも認知が広がった。
・今までは一部の専門店に限られて提供されていたが、メニューに取り入れる飲食店が増加した。

特別賞

こうじ甘酒

甘酒は、原材料の違いで2つに分類される。
①こうじから作る甘酒
お粥に米麹を混ぜ合わせ保温し、発酵させたもの。
発酵の過程で米のデンプンが分解されてブドウ糖になるため自然な甘みがでる。ノンアルコールである。
②酒粕から作られる甘酒
日本酒作りの際に出る搾りカス(酒粕)を原料とし、少量のアルコールを含む。
酒粕を湯で溶き、砂糖などの甘味を加えたもの。

選定理由

・世界的な発酵ブームの中、日本の国菌である「こうじ菌」が再評価された。
同時に「飲む点滴」という表現が話題となり、その栄養価の高さにも改めて注目が集まった。
・今年は猛暑の影響もあり、各食品会社が続々と夏の水分・栄養補給として「冷やし甘酒」を発売した。外食においても甘酒を使用した新メニューが導入された。

特別賞

進化系餃子

従来の具材の概念(豚肉、ニラ、キャベツ)を越えて、さまざまな具材を使用して自由な発想で考案された餃子。餃子のたれと言えば、醤油、ラー油、酢として長く親しまれてきたが、新たに洋風のソースやエスニックのスパイスなどバリエーションが広がっている。

選定理由

・ワインと共におしゃれに楽しむスタイルの餃子専門店が増え、多くの女性たちに受け入れられるようになった。
・B級グルメとして親しまれてきた餃子が、味、質、見た目ともに磨きあげられ、その存在感を増した。

特別賞

ローストビーフ丼

ご飯の上に、薄切りの赤身ローストビーフをボリュームたっぷりに盛った丼。従来のグレイビーソースではなく、ごはんにも合う醤油ベースのたれが特徴。

選定理由

・高級品であったローストビーフが、日本人に馴染みのある米飯やたれと合わさって丼になったことで、親しみやすい料理となり広く浸透した。
・山盛りのローストビーフは写真映えすることからSNSでも拡散され、専門店では入店を待つ人々が連日長蛇の列をなした。
近年の消費者の「赤身」嗜好も後押しし、様々な飲食店業態でメニューに導入され、全国的な広がりもみせている。

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