2015年12月7日(月)に記者発表会を時事通信ホールにて開催

  • 会場の様子

  • 記者発表の様子

  • ぐるなび総研社長 滝久雄より主催社代表挨拶

  • ぐるなび総研理事 小山薫堂より主催社代表挨拶

  • 農林水産省 食料産業局 局長 櫻庭 英悦氏からのご挨拶

  • ぐるなび総研 三村麻里香研究員による2015年 「今年の一皿」の調査報告

  • 漫画家 公益社団法人日本漫画家協会 九州支部長 うえやまとち氏

  • 大阪大学大学院 医学系研究科 教授 医学博士 内閣官房健康医療戦略室 参与 森下 竜一氏

  • 埼玉県吉川市長 中原 恵人氏

  • 金沢市料理業組合 事務局長 金澤町家料亭 壽屋 第四代店主 山縣 秀行氏

  • 一般社団法人 日本ビアジャーナリスト協会 代表理事 藤原 ヒロユキ氏

  • 北海道余市郡余市町長 嶋 保氏

  • ぐるなび総研 アドバイザー 石川県立大学 教授・東京大学 名誉教授 西澤直子による記念スピーチ

  • 漫画家 公益社団法人日本漫画家協会 九州支部長 うえやまとち氏

開会にあたって

昨年を上回る報道陣が集結した熱気のなか、時事通信ホールにて記者発表会を開催。
当日はぐるなび総研の代表取締役社長 滝久雄をはじめ、 同理事で「今年の一皿」発案者の小山薫堂氏、農林水産省櫻庭局長、6つのノミネートワードに関連したゲストらが出席した。
開会にあたって滝より「日本の食文化は世界一と言っていいほどの高い品質。食べ手と作り手で一緒に作り上げてきた。「今年の一皿」も世界へ発信することでインバウンドの拡大や農業の産業化など日本の発展を後押しする一助になっていけることを願っている。」と挨拶をした。
小山氏からは「パリやミラノのファッションショーからファッションが生まれるように、年末のこの日本の東京から食のトレンドが生まれていけばいい。100年後の一皿は何か、今年の発表を100年後の人がどういう目で見るのか、それを想像するだけでも本当に楽しい。」と「今年の一皿」の更なる展望を語った。
次に、農林水産省 櫻庭局長より「ユネスコをホップ、ミラノ国際博覧会をステップ、2020年の東京オリンピック、パラリンピックをジャンプとして、世界に食文化を広めていきたい、と考えている。ミラノ国際博覧会は地方発の食、食文化を世界に広めることを主眼に置いて工夫を凝らし、盛況に終わった。ぐるなびにおいて20年に渡り地方の食材、食を発掘して紹介してきたことに感謝するとともに、私どももこの食文化を将来に渡って継承していく」と挨拶があった。

ノミネートコメント

第二回目は6つのノミネートワードを発表し、各ワードに関連したゲストより登壇コメントがあった。

うえやま氏(おにぎらず):
25年前にクッキングパパ(22巻)で書いてから、去年あたりから今年にかけてものすごく話題になった。
今頃なんでという感じはあるが、こういうことになってありがたい。
森下氏(スーパーフード):
スーパーフードという言葉は今年本当に話題になったんじゃないかと思っている。
これまで食品は単なる味の問題、栄養を摂るという二点を中心としていたが、そこにさらに食べて元気になる、ある意味第三の要素が加わったのは非常に大きいポイントではないか。
中原氏(なまずの蒲焼):
吉川市は埼玉県の東部にあり、中川を使って幕府に良質なお米の舟運で栄えた町。
今でも何百年も続いた料亭が川沿いにあり、お酒・川魚料理・お菓子で町おこしを振興し、なまずのキャラクター「なまりん」もいる。「海はなくても川はある、吉川来たら、鯰だな、まず」ということで、ぜひ皆様に美味しい鯰を食べていただきたい。
そして滋賀県の大津市や茨城県の行方市など、これを縁になまずの自治体連合を作って食文化を盛り上げていきたい。
山縣氏(のどぐろ):
3月14日に開業した北陸新幹線とともにのどぐろもやってきたなという印象がある。
これまであまりみられなかったが、お客様からのどぐろを食べさせてくれというお声掛けをより多くいただくようになったと感じる。
一過性のブームではなく、今後しっかり金沢の食文化に定着していくものではないかと思っている。
藤原氏(クラフトビール):
クラフトビールという言葉は1960年代くらいに、アメリカでおこったムーブメント。いまでは4400を超えるクラフトビールメーカーが操業している。
日本では約200あり、今後はブームではなく文化になっていくと思っている。
毎日ビアジャーナリスト協会のサイトでビールのことを書いていることから登壇に至ったが、実際はビールを作っているブリュワーのみなさん、流通しているみなさん、お店で売ってくれているみなさん、そして飲んでくれているみなさんに、お礼を言いたいと思って、代わりに私がここに立っている。今日は本当にありがとうございました。
嶋氏(ジャパニーズウイスキー):
昨日の余市は猛吹雪だった。ニッカ工場も雪景色になって、観光客もたくさん訪れている。今年の2月23日にNHK連続テレビ小説のロケが終了した。今後は、地方からジャパニーズウィスキーで日本を元気にしていきたいと思っている。

受賞コメント

いよいよ、2015年 「今年の一皿」選定ワードの発表のとき。プレゼンテーターは、2014年 「今年の一皿」に選定された「ジビエ料理」を代表して特定非営利活動法人 日本ジビエ振興協議会 理事長 藤木 徳彦氏が務めた。

うえやま氏(おにぎらず):
子供が小さい時に、奥さんがおにぎらずを作っていた。
炊き立てのご飯でパンパンパンと包んでいて、「それいいね、描いていい?」「どうぞ」というやり取りがあった。
そして僕が「おにぎらず」と名付けた。
だから発案者は僕のかあちゃん。
かあちゃんありがとう。
おにぎらずが日本の食文化として定着していって、100年後の日本でもおにぎらずが作られて、食べられていたら、とてもうれしい。

おにぎらず特別レシピ

おにぎらずは誰でも簡単にできる究極のシンプルメニューであるが、記者発表会では外食のプロである2人の一流の料理人が特別レシピを考案し、壇上での試食を実施。おにぎらずの無限の可能性、食文化の進化、発展を伝えるものとなった。

「鰯がチーズに出会ったおにぎらず」

日本料理 つきぢ田村 三代目 田村 隆
昭和55年、大阪の名門料亭「高麗橋吉兆」に入門。 3年間の修業の後、つきぢ田村へ。 調理場の最前線で腕をふるう一方、NHKのテレビ番組や料理学校の講師、 また料理本等の出版など、一般の方に向けた食の伝承にも力を注いでいる。

「フォアグラと冬野菜のおにぎらず&レバーと冬野菜のおにぎらず」

SUGALABO Inc.代表 須賀 洋介
L’ATELIER de Joel Robuchon六本木ヒルズ店にて、26歳でエグゼクティブシェフに抜擢。現在は、日本の素晴らしい文化を世界へ。日本中の素晴らしいモノを発見するために、各地を旅し、それぞれの土地で出会った素晴らしいモノや、 それらの生産に携わる方々をご紹介する「SUGALABO Inc.」を主宰。

登壇者

来賓・ゲスト
農林水産省 食料産業局 局長 櫻庭 英悦 様
特定非営利活動法人 日本ジビエ振興協議会 理事長 藤木 徳彦 様
株式会社スズノブ 代表取締役 西島 豊造 様
株式会社ぐるなび総研 アドバイザー 石川県立大学 教授・東京大学 名誉教授 西澤 直子
ノミネート代表者
漫画家 公益社団法人日本漫画家協会 九州支部長 うえやまとち氏
大阪大学大学院 医学系研究科 教授 医学博士 内閣官房健康医療戦略室 参与 森下 竜一氏
埼玉県吉川市長 中原 恵人氏
金沢市料理業組合 事務局長 金澤町家料亭 壽屋 第四代店主 山縣 秀行氏
一般社団法人 日本ビアジャーナリスト協会 代表理事 藤原 ヒロユキ氏
北海道余市郡余市町長 嶋 保氏
シェフ代表
日本料理 つきぢ田村 三代目 田村 隆氏
SUGALABO Inc. 代表 須賀 洋介氏

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