食の総合的調査研究機関
「株式会社ぐるなび総研」 設立
飲食店情報検索サイト「ぐるなび」を運営する株式会社ぐるなび(東京都千代田区、代表取締役社長:久保征一郎、以下 ぐるなび)では、「食」の総合的調査研究機関として「株式会社ぐるなび総研」(略称、GRI:Gurunavi Research Institute )を10月1日(金)に設立します。
当社の「食」との関わりは、現在では飲食店の販促支援のみに留まらず食材の生産現場にまで及んでおり、生産者と飲食店、さらには生活者を繋ぐ“食の情報問屋”として、日本の食文化に広く深く携わっています。一方、世界における食料事情は深刻さを増しており、優先して取り組むべき課題として食料問題がクローズアップされています。
当社はこのたび、これまでの取り組みのなかで蓄積してきた経験と知見を、食文化の発展に役立てることを目的として「株式会社ぐるなび総研」を立ち上げることとなりました。
「ぐるなび総研」では、食生活研究、ICT/WEB技術研究、食品技術研究の3つの研究分野を柱に、「食」に関するさまざまな視点から調査・研究を行い、その成果や提言を広く発信していきます。これにより、グローバルな見地での「食」に関する課題の解決、そして外食産業、食文化のさらなる発展に貢献していきます。
<3つの研究分野のご紹介>
◆食生活研究・・・食のトレンド等を「GRIニュース」やセミナーを通じて発信
外食をはじめ内食、中食といった食生活全般にわたる領域を総合的に調査・研究します。なかでも、外食については「外食ライフスタイル調査」を定期的に実施するなど、生活者の食生活の実態を把握し、その分析結果、動向を「GRIニュース」やセミナーを通じて外部に発信していきます。
<研究内容> 定量調査/定性調査、データ・マイニング、多変量解析、情報量統計学、統計学
◆ICT/WEB技術研究・・・食分野におけるICT/WEBの効果的な活用を推進するための調査・研究
ICT/WEB分野に関する情報技術の活用について研究します。グルメサイトなどのWebマーケティングに関しては、ログ解析の手法を発展させ有用性の高い技術開発を積極的に推進します。
WEB領域における適正なランキング手法や新たなサイトパワー測定のスキームを検討します。統計学や多変量解析などのデータ解析技術と、ICT固有技術との融合を図ります。
<研究内容>ランキング手法、リコメンデーション、パーソナライゼーション、SEO、Webログ解析、Webマーケティング
◆食品技術研究・・・冷凍などの鮮度保持技術、安全な農薬や確かな検査技術等を調査・研究
高鮮度での保蔵技術や冷凍技術に関し、産学連携を図りつつ技術研究を推進します。東京工業大学の「ぐるなび」食の未来創成寄附講座などとも連携し、有用な技術の調査・研究を実施します。
<研究内容>冷凍技術、制菌技術、農薬利用技術、食物検査技術、土壌改良、鮮度保持技術、バイオテクノロジー
<東京工業大学で 「ぐるなび」食の未来創成寄附講座を設置>
「ぐるなび」食の未来創成寄附講座を、東京工業大学・大学院イノベーションマネジメント研究科に、10月1日より設置します。当講座は、生産物のトレーサビリティや農業等に関する検査技術をはじめ、食材を高鮮度で長期保存できる冷凍技術などを主に調査・研究するなど、「食」に関する諸問題に意欲的に取り組みます。また、食の未来を切り拓く人材を養成し、新しい産業の創成を目指します。
株式会社 ぐるなび総研 概要
社名 |
株式会社ぐるなび総研 |
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英文社名 |
Gurunavi Research Institute Inc. |
本社所在地 |
〒100-0006 東京都千代田区有楽町1丁目2番2号 東宝日比谷ビル |
URL |
http://gri.gnavi.co.jp/ |
設立年月日 |
2010年10月1日 |
資本金 |
5,000万円 |
代表者 |
代表取締役社長 滝 久雄 (たき ひさお) 株式会社ぐるなび 代表取締役会長・創業者。東京大学生産技術研究所顧問研究員、京都大学大学院工学研究科非常勤講師等を歴任。現在、東京工業大学・大学院イノベーションマネジメント研究科客員教授、東京芸術大学経営協議会委員。受賞歴に、1999年交通文化賞受賞(運輸大臣表彰)、2010年「情報通信月間」総務大臣表彰等。 |
取締役 |
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理事 |
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以上
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