おにぎらず

おにぎらず

dish of the year 2015 / “Onigirazu”

もっとも今年の日本の世相を反映し象徴する『2015年 今年の一皿』に「おにぎらず」を選定しました。

講談社・週刊「モーニング」に連載中の「クッキングパパ」コミック第22巻に「にぎらずにできるおにぎり」として掲載された。海苔の上にご飯を敷き、その上に具材を乗せて海苔の四隅を中心にあわせるような形で包み、半分に切ったもの。中身がきれいに見える点が今までのおにぎりと異なる。

選定理由

Reason for selection

・今年は訪日外国人の数が過去最多となるインバウンド隆盛の年であり、一方で海外においてはイタリアで開催されたミラノ国際博覧会にて日本の食文化の魅力と多様性を発信。また、環太平洋経済連携協定(TPP)の大筋合意等、日本の食材・食文化の世界発信に向けて動き出した年といえる。そのような背景の中、日本に古くから伝わるおにぎりが「にぎらずにできる」という逆転の発想で新鮮な驚きを伴って受け入れられ、家庭や流通に食文化革命を起こした。
・「家庭の食」を通して世間に浸透した「おにぎらず」だが、今年に入って「外食」においても広がりを見せ、飲食店のメニュー導入数が急増した。またレシピ本が多数販売された他、各メーカーから専用の海苔や、専用の機器が発売されるなど波及効果は大きく、市場も拡大した。
・日本人の「米ばなれ」が問題視される中、斬新なアイディアで米の可能性を広げ、日本人に欠かせない食材であることを再認識するきっかけを作った。同時に、簡単であること、美しいこと、衛生的であることに加え、にぎらないため具材の大きさや形を選ばないことからそのバリエーションも多く、自由な発想で楽しめること等が人々を惹きつけ、定番メニューとして定着する兆しを感じる。また、年々注目度を増すブランド米との相乗効果が期待され、日本産の米の国内外における消費の活性化も期待できる。

2015年 今年の一皿

ノミネート

  • スーパーフード

  • なまずの蒲焼

  • のどぐろ

  • クラフトビール

  • ジャパニーズウイスキー

詳しくはこちら

今年の一皿とは

日本の食文化の記憶。株式会社ぐるなび総研は、日本の豊かな食文化を共通の記憶として残していくためにその年の世相を反映した料理を「今年の一皿」として選定し、発表します。

詳しくはこちら